写真&エッセイ集『もうひとつのスーダン 日本人医師川原尚行の挑戦』 [ロシナンテス&写真展]
【フォト&メッセージ集】主婦の友社から発刊
『もうひとつのスーダン 日本人医師川原尚行の挑戦』
文:川原尚行 写真・文:内藤順司 共著
出版社:主婦の友社 3000円
鹿児島は関東より1日遅れで発売になりました。
待ちに待った一冊です
近所の本屋に行き、予約してた2冊を手にする。
本の重さ以上にずっしりとした感触で
ドキドキする思いを店員さんに悟られないように
スマートにレジを後にしたものの・・・・
家に帰るまで待てない。
店内の脇にあるベンチで見ることに。
きっと変な顔になる・・・
そう思って帽子を深々と被り、通りかかるお客さんとレジを背に
本の表紙をめくる。
1ページ、2ページ、3・・・
色んな想いが込み上げて、次第に画面が歪んでしまった。
いつの間にか1時間が経過し
すっかり暖かくなった心で本屋を出た。
感想は書き切れない程きっとある。
でも、今は何だかまとめられない。
言葉にすると安っぽくて幼稚な表現になってしまいそう。
ただひとつ書くとすれば、
”沢山の何かを得られる1冊”
そして改めてこれから未来を生き抜いていく子供たちに
読んで、見て、ほしいと思いました。
本当の”過酷さ”とは何か、本当の”愛”とは何か、
本当の”命の輝き”とは何か。
色んな角度から、見えないものが見えてくる。
読み手それぞれに感じる”力”をもらえると思います。
とりあえず、簡単に本の感想でしたが、
また、ゆっくりとこのお題について書きたいと思っています。
[本の内容]
外務省を辞めて、アフリカ・スーダンに渡った日本人医師、川原尚行氏。
その無謀とも言える挑戦をカメラマン内藤順司氏が追う。
外務省を辞めたキッカケ、NPO法人ロシナンテス設立、
アフリカでの診療所開設、サッカーを通じた平和構築、
日本とスーダンの未来・・・自らの生き様と信念を語る川原氏の文章と、
内藤氏の写真がスーダンの恵まれない現状の人々と
人々の豊かな人間力を美しく強く伝える。
そして「何でもある日本になくて、
何にもないはずのスーダンにあるものは何か?」を考えさせられる。
生きるエネルギーを与えるフォト&メッセージ集。
(ロシナンテスHPより)
『出版記念ブログ』
主婦の友社編集者S氏とフォトグラファー内藤順司氏によるブログ
コメント 0